社会課題の取り組み
私たちは、2021年埼玉県「社会課題の解決につながる創業プログラム」に選ばれました。
ものづくりと消費を一定方向のプロセスで終わらせることなく、資源を再利用する方法を見つけ・実行することで再度私たちの生活を豊かにするものとして資源が円を描くように循環的に機能する経済モデルです。
いまあるものを有効的に活用し続け、限られた範囲内で資源を利用しながら、経済活動も成長させることを目指します。
lea farmでは、果物や植物などは「価値ある有効な資源」と考えています。
特に「梅や柿、柑橘類」などのよく見かけるありふれた果物は、その本当の価値を見過ごされているのではないかと感じています。
確かに生の状態では「酸っぱい、しぶい」などで食べられないことも多いですが、細胞丸ごとを傷つけることなく抽出することによって、雑味がなくスッキリした素材の本当の美味しさがダイレクトに伝わってくるような素材の一つだと思っています。
lea farmの目指すもの
サーキュラーエコノミー「循環型経済」
食料は、人間の生命の維持に欠くことができないものであり、健康で充実した生活の基礎として重要なものです。しかし、日本での自給率は37パーセント以下まで低下し、主要先進国の中で最低の水準となっています。世界の食料需給が中長期的にはひっ迫する可能性があると見込まれる中で、現在の食糧事情の改善が求められています。
食料自給率を向上させるには、食べ物についての理解や関心を深め、自らの食生活を見つめ直し、身近な食べ物を大切にしていくことが必要なのだと思います。消費者の求める安全、安心な食料、新鮮で美味しい高品質な食料をできるだけコストを抑えて安定的に提供していくことが必要なのだと考えています。
私たちの取り組みでは、一般家庭に栽培されている、現状では眠っているフルーツなどを新たに掘り起こし「健康に特化した商品」として加工することにより、新たな日本の有効な資源として再利用できるようになります。その考え方は「SDGs」の精神にも則っており、また「フードアクション・ニッポン」や「栄養サミット」「国際果物野菜年2021」の考え方にも共有できるものと考えます。
私たちの事業は、規模は非常に小さく吹けば飛ぶような小さなものです。
しかし、志を大きく持ち「SDGs」の目標や精神を持ちながら社会的貢献を意識していくことが、これからの社会に必要なものだと考えていて実際の行動を起こし実行していきたいと考えています。
自給率を高められる一つの取り組み。
これから想定される世界的な食糧難、飢餓を抱える地域への可能性
フルーツや植物などは有効な「価値ある資源」となり得ると考えていますが、「梅や柿」などのよく見かけるありふれたフルーツは、その本当の価値を見過ごされていると思います。
特に「梅」などには計り知れないほどの薬効が存在しています。最近では科学的データをもとに解析して「いかに人体に有効なものであるか」ということが論文として発表されています。柿なども同じような科学的なデータをもとに論文として発表されています。